<Header>
<Author: 李商隱>
<Title: 春雨>
<Format: 格式不明>
<Year: 2010>
<BookName: ビギナーズ・クラシックス中国の古典　唐詩選>
<Translator: 深澤一幸>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 春雨（しゅんう）>
<BookPage: 206-207>
<UsedPage: 2>
<Feature: 4>
<End Header>
<Poem>
悵臥新春白袷衣，
白門寥落意多違。
紅樓隔雨相望冷，
珠箔飄燈獨自歸。
遠路應悲春晼晚，
殘宵猶得夢依稀。
玉璫緘札何由達，
萬里雲羅一雁飛。
<End Poem>
<Translation>
新春なのに白い給せを着て、髪いつつ横になっている。 
あなたと密会した白門は寂びれはて、私の気持ちにそぐわぬことばかり。
あの時は、あなたの住まう紅楼を雨の向こうに眺めるといやに冷ややかで、
真珠のが灯火に照らされ翻るのを後にして、ひとり寂しく帰ったのだった。
いま、遠路のかなたで、あなたはきっと春日が暮れゆくのを悲しんでいよう。
夜明け前にやっとまどろんだ夢で、まだおぼろげにあなたの姿が見える。
玉の耳飾りを添えた手紙を、あなたにどうして届ければよいのか。万里に広がる雨雲に、便りを運ぶ雁一羽が飛びゅくのを見送るばかり。
<End Translation>